行きつけの居酒屋をつくる
どうも、ずんだラーメンです。
今回は「行きつけの居酒屋をつくる」ことについて書いてみます。
これは、特に新入社員や若手社会人の方にオススメしたいです。
仕事もまださほど慣れてなく、かつ実績もない段階だと、
いざ社外に出てみたいと思っても、勉強会や異業種交流会のようなものについて、「どうしても敷居が高いなあ」と感じたり、
いざ参加しても、「周りの人は自分の仕事についてしっかり語っているのに、自分はそんなに語れない…」と萎縮してしまったり、
スッと参加してうまくコミュニケーションを取るのが難しい場面もあるかもしれません。
(そういった場面の振る舞い方のコツはコツでありますので、また別のエントリで書きます。)
そんな方こそ、行きつけの居酒屋やカフェをつくることはオススメです。
まず当然のことながら、飲食店に行くということは、勉強会のようなものに行くことと比べて敷居が低いです。
お客さんとして行くので、極論何もしなくてもいいのです。
フツーに注文し、料理・お酒を飲み食いして終わりでもいいと考えれば、だいぶ気楽に行けるはずです。
料理・お酒が美味しければそれだけでいい気分転換にもなります。
そして、それを何回か繰り返していくうちに、お店の人から「常連さん」と認識されます。
常連さんと認識されれば、だいたいは自分から話しかけずともお店の人から話しかけてくれますし、また、お店によっては常連さんどうしをつなぎ合わせてくれることもあります。
逆に、ちょっと雰囲気が違うなと思えば、最初の1回きりでやめてもいいのです。
僕は最初から新しく知り合いをつくることを目的としていろいろなお店に行ったわけではないですが、結果として、多く通ったお店では店員さんと仲良くなりましたし、常連さんとも仲良くなって、新しいつながりができたこともあります。
また、勉強会のようなものと違っていい点が、何も気張らずにいてもいいというところ。
何か頭の良いようなことを言わずとも、その場が一緒になった人と何気ない会話をして、一緒に飲み食いする。
最初からいろいろと計画していないからこそ、気楽に、思いもよらない人と話ができます。
あと、行きつけの店をつくる良いところは、家でもなく会社でもない第3の場所が見つかるということでしょう。
よく仕事に疲れ、家では奥さんや子どもに相手にされないおっちゃんが居酒屋に通う光景が悲哀の目で見られることもありますが、むしろ僕たちがあのおっちゃんたちから見習うべきところもあるのではないかと思います。
おっちゃんたちも、ただお酒を飲みたいだけでなく、お店のママや同じく足繁く通う常連さんと話をしたくて来ているのでしょう。
僕はそんなに高頻度で同じお店には行きませんが、顔を覚えてもらえる程度にふらっと通っていると、マスターも可愛がってくれますし、いろいろな人と交流ができて面白いです。
イメージ的には、行きつけの美容室でいつも同じスタイリストさんを指名して切ってもらっているときに話をするのと似ているかもしれません。
お互いの近況やちょっとした世間のニュースなどを話して、髪を切ること+αの気分転換になっている人も多いかと思います。
居酒屋やカフェに行くと、そんな他愛ない話がマスターとだけでなく、その場に居合わせたいろいろなお客さんともできる可能性があるということです。
また、お酒が入っている場合なんかは自分も周りの人も饒舌になるので笑、それぞれの仕事や人生の話のような深い話になることもあります。
とりとめもなくいろいろな良い点を書いてきましたが、行きつけのお店ができると、結局はその土地のことがまたちょっと好きになるんですよね。
みなさんも、素敵なお店との出会いを通じて、日々の小さな幸せを増やして見てください。
それでは!
デザインについて学びたい
どうも、ずんだラーメンです。
最近ですが、デザインについて学びたいという意欲が高まっています。
「おいおい、早速地域の文脈から外れたのかよ!」と思われそうですが、実際にちょっと外れてはいますが、繋がっている点もあるのでサクサク読み進めていただければと思います。
なぜ、デザインについて学びたいのか?
大きく分けて2点挙げたいと思います。
あくまで僕なりの理由なのですが、似たような興味関心を持っている人は少なくないのではと思っています。
1つは、消費される一方の仕事が中心な生活の中で、何か生産的なことを行いたいと思ったこと。
今僕はとある企業で公共料金の支払の管理の仕事をしていて、様々な理由で支払が滞っているお客さんの対応をすることが多く、何かを想像的なことをする間もなく、そのお客さんたちの対応に忙殺されてしまっているのが現状です。
毎日同じことの繰り返しですが、その中でも何かしら違う、生産的なことを行って日々に彩りを加えたいと思ったこと。
また、何かしら「モノ」としてのアウトプットを出すことで、地域に解け込んで行く際の自分の名刺代わりにしてみたいと思ったこと。
未だにあんまりしゃべるのが得意とは思っていないので、代わりにモノが自分の思考やストーリーを語ってくれればいいなあと思ったフシがあります。
2つ目として、デザインを通して人の感情の動き方を勉強したいと思うようになったこともあります。
公共料金は支払が滞りすぎるとそのサービスの供給をストップすることになるため、その場面での対応はお客さんも興奮していることが多く(「勝手に止めやがって!」などと電話で騒ぎ立てるだけでなく、事業所に怒鳴りに来ることもあります笑)、とても神経を使います。
最初は「そーゆー対応イヤだな、やりたくないな」くらいに思っていたのですが、ひたすら対応をこなしていくうちに、「なぜ人はこの場面で怒るのだろう?逆になぜこの場面で落ち着くのだろう?」とか、「こちらの主張を通しつつ納得してもらうためには、どういった言い振り、表情の作り方、交渉の進め方が良いのだろう?」と考えるようになりました。
この「生産的な何か」と「人の感情の動かし方の勉強」が仕事を通した中で感じる「やりたいこと」になりました。
また、地域の人といろいろと話をする中で、先進的な取り組みをされている方、キーパーソンと呼ばれるような方は美的センスに優れている方が多いと感じたことも1つでした。
自分の主張を端的に表現するウェブサイトであったり、自分の世界観を表現する建物や写真、語らずとも感じ取れるプロダクトに感心させられる場面がとても多いように感じます。
今後自分が美的センスを鍛えることで、よりそういった表現を味わうことができたり、そこから学んだことを糧に、ゆくゆくは自分なりの世界観を表現できるようになりたい、と思うようになりました。
そういったことを掛け合わせた結果、「デザインの勉強」という観点に辿りつきました。
ただ、残念ながら僕自身は小・中学生時代の美術(図工)の成績は良いとは言えず、学校の勉強の中でももっとも苦手でした。笑
もしかしたら、そういう苦手意識も今回勉強してみようと思った背景にあるのかもしれません。
このブログで、勉強していく過程、センスが向上していく過程(予定です。あくまで予定。)もアップしていければと思います。
それでは!
地域の人もつながりたがっている
どうも、ずんだラーメンです。
このブログで「どこに行けば社外の友人が増えるのか、地域の人とつながれるのか」ということについて少しずつ書いてきたましたが、
「友人が増えればいいけど、何より新しい環境に飛び込むのは不安」ー多くの人がそう思っているでしょう。
僕もいつも新しいところに飛び込んで行くときはそう思いますし、緊張します。
でも、もし飛び込んで行く先の人々が歓迎してくれるのであれば、歓迎してくれるであろうと期待して行くのであれば、その不安や緊張もちょっと和らぐのではないでしょうか?
エントリのタイトルにも書いた通り、実際地域の人も新しい人とのつながりを求めている、新しいつながりを楽しみたがっています。
最初はあまり歓迎されているように感じない場所でも、大丈夫です。
それは、相手がちょっと人見知りであったり、あなたの緊張が相手にちょっと拡散しているだけのことです。
むしろ、そういった相手ほどいざ仲良くなったときの仲の深まり方はすごい気がしています。
いろいろな人と話をする中でそんなことを感じてはいましたが、地域の人が新しい人とつながりたいと考える理由について、僕の体験から3つほど挙げてみます。
やや重複する内容もあるかもしれませんが、大きく分けると、
1.自分の地域のことについて話す相手を求めている
2.地域についてフィードバックしてくれる人を求めている
3.新しい話のネタを持って来てくれる人を求めている
の3点になると思います。
1.自分の地域のことについて話す相手を求めている
地域の人って、意外と自分の地域のことについてしゃべる機会ってないと思うんですよね。
もちろん、「誰々の家庭で子どもが生まれた」とか、「あそこに新しいショッピングモール」ができたとか、そういったホットな内容はしゃべると思います。
ただ、その土地の風土とか、特産品とか、そういった「地域固有だからこそ既知になっているもの」に関してはみんな文脈を共有しているので、改めて話さないんじゃないでしょうか。
実際、僕は宮城出身ですが地元の友達と話をするときは地元の歴史の話なんてしませんし、ましてや牛タンの話なんてしません。
違う文脈を持った人と話す中で、改めて自分のアイデンティティを感じることもあるのはみなさんお気づきかと思いますが、地域性についてもそれは当てはまるのだと思います。
2.地域についてフィードバックしてくれる人を求めている
やはり地元の人たちだけだと、モノの良し悪しの見方も画一的になりがちです。
普通だと思っていたものが他の地域と相対的に見た場合すごく価値のあるものだったり、逆に良いと思っていたものに更なる改良の余地が残されていたり、そういった評価が新しい人との会話の中で見えてきます。
コンサルタントは「その業界のことを知りすぎていないのが強み」と言いますが、たとえ素人でも、外から来た人のフィードバックというのはとても貴重なものだと思います。
3.新しい話のネタを持って来てくれる人を求めている
ややもすると閉鎖的になりがちな地域社会において、全く違う土地から来た人というのはそれだけ経験の違うことをしてきた人です。
なので、その違う土地の話や、その人自身の話、聞くこと全てが新鮮なはずです。
自分の地域に全然関係のない話でも、関係のない話だからこそ、それが良い刺激になるということもあります。
以上、僕が感じた理由3つでした。
多くの人と交流を持っている人は、意識するしないに関わらずこういったことを感じているのではないでしょうか。
逆に、こういったことを相手が感じているかもしれないということと、同時に自分が感じていくことを上手く意識して会話すると、お互いにとってより良い関係を築いていけるのではないでしょうか。
大層な肩書きがなくても、実績がなくても、相手と「違う」ことに価値を見出すということがポイントなのかもしれません。
不安や緊張をほぐす考え方の1つとして見ていただければと思います。
それでは!
つながる場を見つけるメディア
どうも、ずんだラーメンです。
前回のエントリで「つながる場」について書きましたが、今回はその場をどうやって見つけるのかについて書いていきます。
まず、場については大きく分けて2種類あると思っています。
それは、
1.勉強会などのイベントでオンライン発信が主体の場所
2.居酒屋や地域の自治会など、基本的には発信がオフラインの場所
です。
順番に考察していきます。
1.勉強会などのイベント
こちらは大規模〜中規模の都市であれば定期的に誰かしらが開催していると思います。
僕は基本的にはFacebookやtwitterなどのSNSでイベントを探していました。
新潟市くらいの都市だといろんなイベントがFacebookに乗っており、参加するとその場でFacebookの友達申請もスムーズにできるのでよかったです。
SNSのいいところは、相手がどんな人物なのか(ある程度更新している人は)すぐに分かることと、芋づる式にいろんな人・イベントを見つけられることです。
数名の地元の人とつながれれば、投稿等からその地域のキーパーソンも自然と分かってきます。
2.居酒屋や地域の自治会などのオフラインの場所
こちらはどの規模の地域にもあり、また1に比べて多様な人々が集まる場所かなと思います。
こちらはいろいろ考えて行ってみるというよりは、「いいな」と思った感覚を大事にして行きますし、1に比べて様々な人とつながることがあります。
こういった場所はどう探すのかというと、地元のことを書いている人のブログや、地域のスポット等を編集している雑誌などで大まかなアタリをつけて行くときもありますし、街をふらっと歩きながら気になったお店に入ったりすることもあります。
僕は自治会などの地域組織には参画したことがありませんが、通勤途中にある居酒屋や、近所のゲストハウスなどにふらっと立ち寄ったことで知り合いが増えました。
あまり考えすぎず、事前に下調べもしないことで自分の枠の外に飛び出すことができ、思いがけない出会いの可能性が広がるのがいいところだと思います。
僕の場合は事前にいろいろ考えていたら知り合うこともなかったやきとり屋の強面マスターとの会話や、ゲストハウスのつながりからやってみた畑作業と、予想外に面白い経験ができています。
「店に入って店員と話して仲良くなるなんて、そんなのフツーだよ!」と思う方もいるかもしれませんが、意外とそういった小さな出会いが日常を彩っていくので、意識して飛び込んでみることも1つかなと思います。
そんなに労力もいらず、また自分に合わない場所だと思えばまたサッと身を引けばいいので、自分で世界を広げられずに悶々としている人こそこういった行動が大事なのではないでしょうか。
1と2を個々人にとってバランスよく混ぜ合わせて活動してみることで、より地域に溶け込んでいけるのではないかと考えています。
ぜひ、いろいろな年代、個性のある人と会ってみてください!
それでは!
地域の人とのつながる場所
どうも、ずんだラーメンです。
どうやったら地域の人とつながれるのか、僕の体験談を中心に書いていきます。
僕が今まで地域の人と触れ合ってきた場所は、
・地域のボランティア活動
・1人飲みで行った居酒屋
・「朝活」と呼ばれる雑談会
・近所のゲストハウス
・地域を考える系シンポジウム
・社会起業家が開催している読書会
といったような場所です。
仕事柄、あまり仕事を通して他社の方と知り合う機会がないため、こういった社外の場所に出かけていく場面が多かったように感じます。
僕は新潟市という地方都市に住んでいるので、それなりに地域のインフルエンサー的な人もいましたし、読書会等のイベントもちらほらと定期的に開催されていますが、首都圏や大阪、名古屋、福岡あたりの規模の大きな都市はもっともっといろんなイベントが開催されていると思いますし、逆にもっと小さな街ではイベント自体が全くないということもあるかもしれません。
もっと規模の大きい都市では、
・カメラ等の趣味の勉強会
・プログラミング、ビジネス系の勉強会
・田舎体験ツアーなどのスポット的旅行ツアー
・同郷出身者で集まるイベント(リトル◯◯のような)
なんかがあるのかなと思いますし、
逆に規模の小さい街だと、
・地域のハブ的な居酒屋
・住んでいる地域の自治会、青年部会、お祭り
なんかがあるのかなと思います。
その地域の中心的な人と知り合いになれれば、その人を通じて自分の興味ある分野の人につないでもらえることもあるので、最初はそういった人がいそうなところに顔を出してみるというのも1つかと思います。
あとは、最初はやっぱり緊張するものだけど、そこは勇気を出して一歩踏み出してみよう!という意外にありません!笑
詳しくはまた別のエントリで書きますが、地域の人たちも何かしら新しい刺激を求めているので、一見ドライな反応をされることもありますが、それはその人が人見知りであるだけという場合が多く、よそ者は歓迎されることが多いです。
僕の場合だと、ふらっと行ったような場所もあれば、開催者のことをいろいろ調べて行ったものもあり、行くときの緊張感は場合によりけりです。
コミュニティによって場の空気感・緊張感も違いますが、いろんなところに顔を出すことによって、いろんな空気感を味わえるのもまた1つの醍醐味かと思います。
また、もちろん参加してみたけど、知り合いが増えなかったというときも当然あります。
若干逆説的になりますが、「知り合いを増やそう」と思って参加するのではなく、「その場(そのイベント)を楽しもう」という気持ちで行った方が、その場も楽しめるし、結果としていいつながりも増えてくるのかなと思います。
とりあえず、場所やイベントの温度感にこだわらず、一歩踏み出してみることが大事です!
それでは、また!
このブログを書く目的
初めまして、このブログの管理人は新潟市内在住の24歳サラリーマン(♂)です。
地元は宮城、学生時代は神奈川に住んでいて、初任地の配属で新潟に来て早2年経ちました。
最初は知り合いもほとんどいない中、会社と家の往復しかしていませんでしたが、いろいろなところで社内外のつながりができて、楽しく日々生活しています。
ただ、周りの人を見てみると、転勤の多い会社だけあって、新潟が地元でない人はなかなか社外に出て行こうとしない傾向にあるなあと感じています。
「知り合いがいないから休日が暇」という同僚も多いです。
ウチの会社が人見知りの人が多いというのもあるかも知れませんが、転勤の多い会社の人、今いる場所に知り合いが少ない人、は同じようなフラストレーションを抱えている人も少なくないのではないかなと考えています。
僕自身はビジネスで特に何かを成し遂げたわけでもなく、日々をフツーに生きている一介のサラリーマンですが、初任地新潟でいろんな知り合いが増えたおかげで、日常の「ちょっとした幸せ」も増えたので、そのことを多くの人と共有したいなと思っています。
地方都市での会社員生活はどんなものなのか?
地域の人と知り合うとどんな豊かさがあるのか?
どうやってその地域に入っていけばいいのか?
日常のささいな幸せ、楽しみの見つけ方とは?
そんなことを中心に、このブログを書いていければと思います。
僕自身、そんなにバイタリティがあるわけでもないですし、仕事もバリバリやっているというわけではありません。
が、いうなれば「ちょーフツーな若手社会人」がどんなところに楽しみを見出し、どんな行動を通じて日々を彩っているのかについて、1人でも多くの方の参考になればいいなと思います。
また、僕自身、いろいろと知り合いも増える中、自分がしていること、考えていることを知ってもらうためのいわば「名刺」代わりとして書いていければとも思っています。
よろしくお願いします!