湧水を汲みに自転車を漕ぐ

20代サラリーマンが地方の中山間地域で感じたこと

地域の人と仲良くなるまでの時間

どうも、ずんだラーメンです。

 

今回は、いろいろな人と仲良くなるまでの「時間」について書きます。

 

 

 

普通、よっぽど意気投合できる相手でない限り、人と仲良くなるには時間がかかります。

 

いろいろと知り合いを増やしたい!と思っても、最初はなかなか増えないのが実情かと思います。

 

誰も知り合いのいない土地に来た人は特にそうかと思います。

 

このエントリでは、上記のことを当たり前のことと捉えた上で、「早く仲良くなる方法」ではなく、「仲良くなるために時間をかける」ことを楽しむ心構えを紹介していきます。

 

 

 

僕は割と人見知りなタイプで、社外に友達を作りたい!と思ってから、地域の人と気兼ねなく話せる仲まで深まるまで少なくない時間がかかりました。

 

1回会っただけだとその場で「いついつ飲みにいきましょう!」とかはならなかったです。

 

ただ、最初はそんな感じでも、2、3回会うと「次飲みに行こうよ!」とか「今度こんな飲み会あるから来てよ!」と誘い誘われるような仲になった人もいました。

 

僕自身そうなることが分かっていたわけではないので、やはり最初の頃はそこまで仲良くなれる相手もいなく、「自分は地域に溶け込んでいくのが苦手だな」と感じてしまい、週末は旧友のいる県外に旅行に行くことが多くなった時期もありました。

 

そんな調子でしたが、少しずつ、いろんなところに顔を出していくことで負の感情がなくなっていき、それと呼応するように、周りの人とのコミュニケーションが円滑になっていったような気がします。

 

そういった経験を通して、1回の出会いだけで判断して「やっぱ自分はあんまり外に出て行くのは得意でないな」とか「このコミュニティは苦手だな」と判断してしまうのはもったいないことに気づきました。

 

ただ、そう言うだけではなかなか行動に移せない方もいると思うので、気張らずにゆっくりと知り合いを増やすための心構えを4点挙げてみます。

 

 

 

①コミュニティに馴染むまでには時間がかかることを意識する

 

どこか新しい環境に入っていくということは、良くも悪くもある程度その環境に染まる必要があります。もともとその環境にいる人たちは部外者が放つオーラには敏感です。

 

そのコミュニティの良い部分に染まってから、自分なりの色、存在感を程よく出していくと、そのコミュニティの人たちにも歓迎され、個々人とも仲良くなりやすくなるのではないかと思います。

 

なので、どうしても最初は疎外感を感じたり、焦りを感じる場面があるかもしれませんが、そこはちょっと我慢して、何度か同じところに顔を出してみましょう!

 

 

②相手を人生や地域の先輩、先生と位置付ける

 

基本的に相手の方がその地域に長く住んでいろいろなものを見てきたはずです。

 

また、自分の方が長く住んで、コミュニティにも深く根ざした場合であっても、その分相手は違う場所でいろいろなものを見てきたはずです。

 

相手から発せられる言葉、受ける刺激をすべて勉強だと思って、興味深く話を聞くことで、たとえ1回きりの出会いであったとしても自分も相手も得るものがあると思いますし、またその姿勢が次のチャンスを生んでいくものだと思います。

 

最初から相手を先輩、先生と位置付けることで、変に気負うことも少なくなるかと思います。

 

 

③いろいろなコミュニティに触れて、地域の温度感を知る

 

新潟くらいの地方都市だと、同じ年代で同じような活動の嗜好性を持っている人というのは、コミュニティがバラバラでもどこかで繋がっていることがとても多いです。

 

何箇所か出入りしてみることで、そういったつながりを見つけることができるとともに、地域の温度感を知ることもできます。

 

そういった温度感を気にしながら、会話の中でも、実際の行動としても、地域に合った振る舞い方ができるようになってきます。意識の向け方としては①に似ていますかね。

 

 

④その地域での生活を楽しむ

 

最後に、これが一番大事かと思いますが、地元の個性的な銭湯、名物マスターがいるカフェ、刺し盛りが異常に安い居酒屋etc、その地域独自のものであったり、生活を彩る景色、食べ物に意識を向けてみることです。

 

最初はちょっとわかりづらいかもしれませんが、そうして意識してフィルターを通してものを見てみると、「その土地だからイイ」ものを見つける力がグンとアップするような気がしています。

 

そして、その見つけたものや見つける力というのは、絶対に会話の中で生きています。

 

誰でも、自分が住んでいる街のイイものを紹介されたら嬉しいですし、そういうものを見つける力がありそうな人はとても魅力的に映ります。

 

 

以上4点、心構えを挙げてみました。

 

ちょっと尻込みしそうになった時、1つでも背中を押すヒントになれば嬉しいです。

 

それでは!